02話「競馬で億を稼ぐ人達の手法」
競馬で数千万円~数億円を稼いだ人が何人も居ることを知っていますか?
競馬で、一般人が想像もできない額の馬券を購入して、数千万円~数億円稼いでいた人が過去に何人も存在していたことが分かっている。
なぜわかったか?それは、高額所得がありながら、納税しなかったから。
ニュースになって報道されたり、所得隠しの疑い等で、裁判になって、何があったのか明らかにされて、我々のような一般人まで知ることになった。
上の表の人達のことを、競馬で数千万円~数億円勝った偉業について、敬意を表して「レジェンド達」と表現する(脱税さえしなければ・・・)。
例えば、1行目は、UPRO(ユープロ)という会社が、競馬で3年間の間に160億円の所得隠しを指摘され、法人税法違反の疑いで捜査が入った。
(160億円の内訳は、事業によるものか、競馬の払戻金のことかは、はっきりと分からない部分もある。)
2行目は、競馬界隈では有名な話。「馬券裁判」などの競馬に関係する本をこの裁判の被告だったレジェンド本人が出版している。
例えば、これまで18頭立てのレースで、単勝を1頭につき1万円ずつ合計18万円買って、100万円当たったら、99万円の利益という計算で納税額を計算する必要があった。
実際には、100万円(払戻金額)-18万円(買った馬券)=82万円(財布に残った額) なのに、はずれた馬券 単勝の外れ馬券17枚は関係なく
100万円(払戻金額)ー1万円(当たりの馬券)=99万円(これが納税する時の利益額)とされていた。
当たった馬券だけで利益や納税額を計算して納税する仕組みだった。(なんとアンフェアーな話だと嘆いてしまう。)
しかし、表の2行目の裁判で、一定の条件が成立すれば(普通の競馬の馬券購入では該当しないが)、はずれ馬券も経費にできるという判決が出た。
これは、現在まで引き継がれる正にレジェンドな、競馬ファンの権利獲得の第1歩だったと思う。
上記表のような所得隠しが発覚したことが、もし一部だとしたら、実際には今も多数居ると考えられる。
これは私の意見ですが、調べていくうちに、「やり方を間違わなければ、競馬で合法的に儲けることが可能なんだ。」と気付いた。
そして、私は改めてこう思う。「合法的に納税しながら、競馬で儲けている人が居るに違いない。」と。
20歳以上であれば、馬券を購入できます。
↑詳しくは、こちらの記事を見てください。
競馬で数千万円~数億円をどうやって稼いだの?
まず誰でも浮かぶ疑問は、「どうやって稼いだの?」
これは、複数のニュース記事を注意深く読んだり、裁判の記録が引用されている部分を注意深く読むことで、どうやって稼いだのか垣間見ることができる。
また、これらのニュースを分析して、どのような手法を使ったのかを紐解こうとしている、サイトも沢山あるのでその分析は参考になる。
先人の知恵も参考にさせて頂き、学びながら、
このサイトでは、「これから、競馬で数千万円~数億円を稼ぐ為の共通の手法とは?」を導き出したい。
どうやって競馬で億を稼いだの?UPROの場合
ネットでUPROの競馬の手法を調べると下記のような記事が見つかった。
・2005年~2007年 160億円の所得隠しの疑い
・3連単を大量に購入
・3着に入らない馬を除外する予想方法
・オッズに応じて投資額を変動
・コンピュータを使って独自プログラムを開発
手法としてのポイントは、「当てる」というより「外れを除外する」手法だったようだ。
また、オッズに応じて投資額を変動する部分は、オッズが小さい場合に多く賭けて、オッズが大きい場合に賭け金を減らすものと想像する。
これらの手法をコンピュータプログラムで実行していたと想像する。
どうやって競馬で億を稼いだの?大阪市男性の場合
大阪市男性は、少し競馬に詳しい人なら誰でも知っていそうなくらい有名なレジェンドです。
先にも少し書きましたが、この裁判で国税局の法律の解釈が変わった。(はずれ馬券が経費として認められる始めてのケースとなった)
このレジェンドは、「卍(まんじ)」という通称名で、ネット記事にも沢山出て来ますし、また、現在も卍指数という、ここでいう「独自の計算式を使って予想していた」の元になる指数で競馬予想の事業を行っているようです。
この大阪市男性は、2007年~2009年に、競馬で30億1千万円の払戻を受け取り、1億4千万円前後の利益を得ていたのに、納税の申告を行わなかったということです。
その手法をニュース記事や沢山ある「卍」「馬券裁判」をキーワードにした沢山のWebサイトから下記の手法が使われたことが予想される。
・ほぼ全レースで大量に馬券を購入
・独自の計算式を使って予想
→「卍指数」という指数で予想する手法が、現在でも有名です。
・全資金の増減に合わせて、掛金を増減
→競馬の資金管理手法に、追い上げ、均等買い、追い下げのような手法があるが、追い下げのような手法を取っていたことが考えられる。
・競馬ソフトをカスタマイズ
→馬王という競馬予想ソフトをカスタマイズして利用していた
競馬に少し詳しい人なら、「これくらいの内容は、知っているよ」って思うでしょう。
このサイトでは、後に、これらの手法を丁寧に読み解いて、現在でも通用する億を手にする手法に纏めたいと考えている。
「私には、独自にカスタマイズできる競馬ソフトなんてないよ。」という意見が無くなるように、独自のソフトウェアを開発したり、入手する方法も掲載したいと考えている。
現在でも通用する手法を考えながら、続けて見て行きましょう。
どうやって競馬で億を稼いだの?北海道男性の場合
2005年~2010年までのなんと6年間も稼いでいたのですね。
総額78億円の払戻となると想像もできないです。
その手法をニュースや裁判の記事から調べました。
・ほぼ全レースの約70%のレースで馬券を購入
・馬、騎手、枠番、馬場適正などから予想
・予想の確度、配当の大小で賭金を決定
・競馬予想にコンピュータソフトは使用していなかった
大阪市の男性に続いて、北海道の男性もはずれ馬券が経費として認められ、競馬ソフトを使わないケースでもはずれ馬券が経費と認められることとなった。
これからどうやると競馬で億を稼げるの?競馬エンジニアの提案
それでは、これからどうやると競馬で億を稼げるのか?
これまでの実際にあった事例を参考にしながら、競馬エンジニアの提案として纏めた。
まずは、大前提として、レジェンド達は、競馬の利益を申告しなかったことで、後で大変なことになったことでしょう。
大阪市男性と北海道男性の裁判のおかげで、競馬は投資として合法的に納税しながらも億を稼ぐことができるが分かりました。
彼らが、当時に、きちんと最初から競馬の所得を申告して納税していたら、合法的に億を手に入れていたはずです(外れ馬券が経費になる戦いがあったことは置いておくとして)。
なので、合法的に納税しながら、利益を追求する投資として競馬を行うということを大前提とする。
「合法的に競馬を行う」というのは、「外れ馬券を経費にする」という意味である。
「外れ馬券を経費にする」というのは、大変複雑な複数の条件があるので、それをクリアする作戦は後程このブログの別の記事に記載する予定である。
「外れ馬券を経費にする」には、その活動が継続して利益を追求する営利目的の「事業」でなければならない。そうでなければ、ただのギャンブルで、外れ馬券の経費など認められない。
例えば一番最初の表の「横浜市男性」の場合、馬券購入プログラムがありながら、自身の判断も加えて馬券を購入していたので、競馬愛好家の購入態様と変わらないと判断され、外れ馬券が経費に算入できなかった。
また、一番最初の表の「高松市男性」の場合、5年の内4年は利益を上げていたが、5年の内1年は約790万円の損失を出していた。恒常的に利益を上げていたとはまでは認められないとして、外れ馬券が経費に算入できなかった。
「合法的に競馬を行う」という一言でも、語ることが沢山あり、簡単ではないので、別の記事に掲載する。
話を戻して、「競馬エンジニアの提案」を記載する。
・多くのレースに賭けて資金を大回転、福利運用
→多くのレースに賭けることは、「外れ馬券を経費にする」為にも必要なことである。
また、多くの人は、最初から数千万円や数億円の資金を持っていないので、少なくとも数万円~数百万円の資金から始めることになる。
最終的に億を稼ぐなら、福利運用する方法しかない。
賭けて増えた資金を、再び投資して、増やして行くことである。
ちなみにレジェンドの大阪市男性は、競馬で1億円以上の利益を得たが、最初の資金は100万円だったらしい。
・賭金は全資金から算出、破綻リスクを軽減
→例えば、100万円持っていて、確率50%で2倍になるゲームに、全額を投資すると、2回に1回破綻する。
そこで、計算上は、1回に50万円賭けると、ずっと継続すると増減しない回収率であるが、
実際には、始めの2回連続ではずれると破綻する。ずっとは継続できない。
連続不的中は、必ず発生する事象である。
例えば、上のケースで、50万円賭けるのではなく、持っている額の50%を賭けると決めた場合、
(100万円持っているの場合、50万円賭ける。200万円持っている場合、100万円賭ける。)
負けると資金は減っていくが、破綻リスクは大幅に軽減する。
・オッズの大小で賭金を変動、偶発リスクを軽減
→例えばあるレースの投資金額が80万円だった場合、
オッズ 2倍なら、50万円賭けて、当たれば100万円とする。
オッズ 4倍なら、25万円賭けて、当たれば100万円とする。
オッズ、40倍なら、2万5千円賭けて、当たれば100万円とする。
のようにどれが当たっても少なくとも100万円の払戻があるように賭ける。
オッズ2倍が当たり易いのは常識であるが、万一偶発的に40倍の馬券が来ても、払戻は100万円で儲けは20万円だ。
「40倍のすごい予想を当てたのにたった20%しか増えない」とは考えない。偶発リスクを軽減したと考える。
・「当てる」よりも少し「儲ける」、競馬予想
良くある「的中率より回収率重視」にフォーカスを当てたいのではない。
少し「儲ける」を目標にすることが競馬予想には必要ということ。