競馬で1番人気が今日何回来るのか「ズバリ」教えます
競馬の単勝人気順別単勝率・複勝率は知っているが役に立たない
競馬の人気別単勝率や複勝率は、少し競馬をやる人なら誰でも知っているような情報です。
「単勝1番人気の単勝率33.8%と単勝2番人気の17.6%、今回のレースはどっちが来るの?」
「そりゃ~33.8%の上なので、単勝1番人気の方が来るでしょう。」
こんな考えを持っていると、毎回1番人気が気になって買ってしまうことになります。
蓋をあけると単勝率4.4%の7番人気が来たりします。
競馬の傾向を捉えるには、重要な指標ですが、毎レースこの呪縛に捕らわれると旨味のある配当が得られません。
このようなレースの傾向をもっと適格に大きく捉えるにはどうすれば良いでしょうか?
競馬の単勝1番人気が1日何回単勝するか傾向を掴む
このグラフは、1つの競馬場で、1日(1R~12R)に単勝1番人気が何回単勝で勝利するかをグラフにしたものです。
1日4回が平均で、0回の時もあれば、9回の時もありますが、端に行くほど発生確率が低くなります。
「1番人気は、平均で1日4回来る」
この方が「1番人気の単勝率は33%」より具体的ですよね?
毎レース、1番人気を狙うのを辞めたくなることでしょう。
こうして、1日の全体の傾向を捉えると、無駄な本命よりの投票を減らせます。
ただ、これでも、1日0回~9回と言われると幅が広すぎて、今日が何回になりそうなのか分かりません。
この回数が変わる原因は、何でしょうか?
1番人気の強さや、2番人気以降の強さ、騎手や天候や馬場など、沢山のファクターがあります。
1日の傾向ということで考えると、まず思いつくのは、天候や馬場ですね。
良く「重馬場」「不良馬場」は荒れると言いますよね?
では、馬場についてもう少し突っ込んで調べてみましょう。
競馬場の馬場別に見る1番人気が1日に何回単勝するか?
棒グラフが見難かったので、折れ線グラフで表現しています。
概ね、1日4回を平均として、端に行くほど発生確率が低くなっています。
良、稍重は、前の全体の傾向とほぼ同じです。
重になると、統計数が減ることも原因ですが、少し形が崩れます。
不良になると、さらに統計数が減ることもあって、元の山の形が無くなって、2つの山になっています。
重や不良は、通常の平均的な統計から外れるようですね。
特に不良は、全体の平均が4であったことを思い出すと、平均はもっと低いようです。
不良は、荒れるは本当ですね。
さらに別のファクターからも調べます。
メインレースの競馬場と裏開催の競馬場の違い
中央競馬は、通常、2つか3つの競馬場で同時に開催されます。
皆が一番注目するレースがある競馬場は、メインレースでより強い有名な馬が出走することや
成績の良い騎手が騎乗に選ばれる特性があります。
一方で、主要なレースの裏側で開催される競馬場は、メイン開催の競馬場に比べ、
その競馬場でメインレースになる11Rの出走馬も、表になる競馬場より知名度などが低くなり、
成績の良い騎手も比較的少なくなります。
表開催の競馬場を「メイン」、裏開催の競馬場を「サブ」と表現して、グラフを作りました。
「メイン」(表開催)は、グラフの頂点が4~5のあたりにあります。
「サブ」(裏開催)は、グラフの頂点がはっきりと4です。
1番人気の馬の単勝数が1日4回以内になる確率で比べると歴然です。
メインは、58%
サブは、67%
約10%も違います。
このことから、メイン(表開催)の競馬場の方が、より本命よりの結果になり、
サブ(裏開催)の方が、わずかですが、少し荒れる傾向があるということが分かります。
1番人気を狙わない、穴党の人にとっては、サブ(裏開催)の方が、1レース多く取れるかも知れない話です。
さらに他のファクターは無いのかと、調べますと、やはり確実なのは、オッズになります。
競馬場で単勝1番人気が1日に何回来るか「ズバリ」教えます
タイトルの通り、今日、1つの競馬場で、1番人気が何回来るかをズバリ当てる表です。
(1)対象の競馬場の1R~12Rの1番人気のオッズを見てください。
単勝オッズ1倍台が何頭居るか?
単勝オッズ2倍台が何頭居るか?
これを数えるだけです。
(2)表の縦・横交わるところが答えです。
1番人気の単勝オッズ1倍台のレースが合計2Rあり、
1番人気の単勝オッズ2倍台のレースが合計3Rあった場合、
緑の「2」オレンジの「3」の交わる箇所を見ます「4-7」です。
「4-7」と書いてあれば、その日の1番人気が来る回数は、4回~7回です。
(3)どれくらい確かな情報なのか?
95%は、この範囲に入る予想です。
「〇-〇」のこの範囲に入らないケースは僅か5%想定です。
これで、毎レース「1番人気単勝33%」の呪縛から逃れ、
「今日は、1番人気が1回~3回だから、穴狙って行こう!」などのアイデアが浮かんで、
回収率が上がること間違いなしですね。
※前述の通り、不良馬場になるほど、統計的な傾向に沿わない点には、注意してくださいね。